モロカイ島
オアフ島から南東にわずか40km、マウイ島から13kmの距離にある、東西に細長い島。北東の海岸には高さ1,100~1,200mもの世界最大の崖がそびえ、南側の沖にはハワイ最長のサンゴ礁が約45㎞にわたって広がっています。モロカイ島北岸の絶景が望めるカラウパパ国立歴史公園は、かつてハンセン病患者を隔離していた場所で、一番の目玉となるアトラクション。モロカイ島はフラが生まれた島でもあり、白浜が美しいハワイ最大のビーチ、パポハク・ビーチでは毎年フラのイベントが開催されます。
面積:673km²
大きさ:東京都の約1/3、オアフ島の1/2以下
郡庁所在地:マウイ島ワイルク
オアフ島とマウイ島の間にある島で、マウイ島からはわずか13kmしか離れておらずマウイ島北西から海越しに眺めることができます。ハワイでは5番目に大きい島ですが全長は61km、幅は最長で16kmしかありません。モロカイ島の気候は安定しており、年間を通して快適に過ごせます。島の西側は湿度が低く乾燥していますが、東側の山岳地帯は雨が多く降ります。
モロカイ島の空港は、島中央にあるモロカイ空港。日本からの直行便はありません。オアフ島ホノルル国際空港からモロカイ空港までのフライトを就航しているのはハワイアン航空、アイランドエアーのみ(2014年8月現在)。ホノルル国際空港から約30分で到着。
またカウナカカイ港とマウイ島ラハイナ港を結ぶフェリーは毎日、朝夕の2便が就航。所要時間は約2時間。
島内には公共の交通機関がなくタクシーの台数も少ないため、レンタカーが必須。カマコウ山の斜面に広がる自然保護地区や高原には4WDが必要です。レンタカーの営業所は空港にあるので、到着便の時刻にあわせて事前に予約をしておくのがおすすめです。
飛行機、フェリーどちらで行くにしても島巡りの拠点となるのは、小さな港町カウナカカイ。マウイ島に滞在して、日帰りでモロカイ島を観光するのもおすすめです。12月から5月末くらいはホエールウォッチングも楽しめます。